東京学芸大学［A類］初等教育専攻幼児教育コース

　8月から始まる「パパ・ママ体験プロジェクト（大学生の子育て家庭訪問・子育てラボ主催）」に向け、8月3日に3名の講師とともに事前学習を行いました。
　まず、平野麻衣子先生（東京学芸大学 准教授）から、幼児の遊びと玩具についての講義を聞きました。
家庭訪問時にプレゼントする玩具について、その後、講義内容をもとに実際に購入しました。

　次に、今西恵子先生（学芸の森保育園 施設長・副園長）から、家庭教育・育児についての講義を聞きました。
保育園や学校などで活動する子ども達をみるのがほとんどである学生にとって、家庭での子ども達の様子、家庭教育について詳しく学ぶことは新しい視点をもつきっかけになりました。

　最後に小谷野公代さん（株式会社キンダーネットワーク 代表取締役）からは、家庭訪問における注意点についての講義を聞きました。他人の家におじゃまする際のマナーやルールについて学んだことで、安心して家庭訪問に臨むことができそうです。

　お話を聞くだけでなく、ディスカッションやデモンストレーションなど、和気あいあいとした雰囲気で学習が進んでいきました。
子育てラボの家庭訪問はあえて決まった目的や枠組みを定めず、学生それぞれが体験から学び、気付きを得ることを目指しています。そのようなプロジェクトにチャレンジする学生にとって、今回の学習は非常に貴重な時間になりました。
いよいよ家庭訪問へ出発です。

事業名　『魅力がこだまする保育職Echoモデルの開発』／文部科学省令和6年度「大学等を通じたキャリア形成支援による幼児教育の「職」の魅力向上・発信事業（「職」の魅力向上と人材確保の好循環を生み出すモデル創出事業）